ひろく、あまねく

学んだこと、考えたこと、経験したこと、おもしろい、楽しい、美しいと思ったこと、素敵だと感じたこと…そんなことを「ひろく、あまねく」共有していく場

とあるまち part3(水上集落編)

エアコンがこれでもか!というくらい効いたロビーホールから、タクシー乗り場への歩みを進めるに連れて、私を包み込む空気が少しずつ変わっていくのを感じた。スーツケースを引いて、扉の外に出た瞬間、これまでに経験したことがない空気に包み込まれた。湿り気のつよい、ジメジメとして、ムッとして、独特の匂いのする空気だ。これが、熱帯の空気なのか…そう思った。
 
2010年の夏、私はコタキナバル国際空港に初めて降り立った。私にとって初の東南アジア、初のマレーシア、初のボルネオ島だった。打ち込める何かが欲しい、国際協力に携わりたい、理論だけでなくて、実践を積んでいきたい。そんな思いで、居場所を求めていたときに、私はボルネオ島を活動地とするボランティア団体と出会った。日本での2ヶ月の準備期間を経て、いよいよコタキナバルに到着したのだった。ワクワク感と少しの不安が入り混じっていた。
 
part3からは数回に渡って、このボランティア活動にて出会ったまち、人々の話をしていきます。
 
今週のお題「好きな街」